元非常勤講師が語る、公立中学と高校の違い。

学校の話

こんにちは!

きのこです!

 

非常勤講師だった時代、学校を掛け持ちして同時にお仕事を行うこともよくありました。

時には、高校と中学校で同時期にお仕事することも!

 

そのときに、肌で感じた、高校と中学の大きな違いというものを今回書きたいと思います。

 

 

 

 

公立の高校と中学校の大きな違いとは

 

 

一番大きく違うと感じたのは生徒との距離感です。

 

これは、本当に大きく、極端な話をすると、中学校の場合、生徒が問題を起こして警察沙汰になったとしても、退学ということはまず出来ません。

一時的に別教室での個別対応ということは出来ても、長期間の隔離も出来ないです。

 

そういったこともあって、生徒と教員との距離感が近いのが中学校です。

在任中は何があっても見捨てられないと教員自身感じているところからこの距離感は来ているように感じました。

 

高校になると、退学というものあります。

問題起こして、手に負えない生徒は、最終手段として退学させることができるのです。

やっぱり、退学という手段があると、生徒との間に一線を引いていて、中学校の関係よりもかなりドライに感じました。

 

 

 

 

教員の熱心さとは関係ないです!

 

 

 

人間関係がドライと書くと、高校の先生方が熱心ではないと誤解されるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

あくまで、中学校の教員と生徒との関係よりは、ということです。

 

少なくとも、私が見た先生方は皆さん熱心に生徒の事を考えて行動されていました。

 

しかしながら、やはり退学ということが出来るところと出来ないところだと、退学させることが出来る方が距離感が出来るのは当たり前の話だと思うのです。

 

また、高校生の方がより大人に近いので、対応も大人に対する物に近づいて行くということもあると思います。

 

 

もちろん、個別に人間関係を見ていくと、高校での先生との方が濃いつながりがある!というかたも多いと思います。

これはあくまで全体的な雰囲気のお話だと思ってください。