非常勤講師って？
非常勤講師とは教員採用試験を受かった先生では無く、授業だけを行うアルバイト教員のことです。
正規の先生の足りないところに配属され、授業を行います。
先生の足りないところに補充される・・・というと、非常勤講師だけでなく、臨時任用教員もいます。
臨任は勤務内容は授業だけで無く、正規の先生方と同じように学校の色々なお仕事を行います。
なので、勤務時間も正規の先生と変わりません。
お給料も月給でそこそこ貰えますし、福利厚生も出ます。
しかし、１年契約なのは変わりません。
非常勤は学校によっても違うのですが、基本的には授業がある時間の時給だけしかません！
なので、夏休みとかはお給料0円！？なのです＞＜
そして、１年契約なので、毎年次の行き場があるか不安定なのです。
どんな人が非常勤講師なの？
いろんな人がいますが、やはり教員採用試験にチャレンジしていて、受かるまでは非常勤や臨任って人が多かったです。
他には、大学院生（ドクター課程）や本業を持っている方もいました！
ちなみに私は教員採用試験は受けませんでした。
理由は正規職員になると教科以外の仕事が多すぎるんです。
「教科の仕事に集中したい」+「同時進行で他にやりたいことがあった」ため試験は受けていません。
正規の先生方も以前は非常勤や臨任をやられていた方っていうのはとても多いです。
今回の本題、お給料。
まず、時給なのですが、中学校だと大体2000円～3000円程度です。（3000円はかなり高いよ！2500円以下が多いイメージ）
時給だけ見ると、すごく割が良さそうな感じなのですが、時間外労働も結構多いので、実際の出勤時間ともらったお給料を比べるとそんなにはないですね。
特に、テストの時期だったり、成績をつける時期は忙しく、授業が午前中だけだったとしても夜遅くまで残らないと仕事が終わらない＞＜ってことも多い！
まあ、この時期は非常勤とかに限らず学校の先生はみなさん時間外労働に特に勤しんでおります。
どれくらい、頑張っているかというと、仕事をしていたらいつの間にか朝日が昇っていたという話は毎学期のように繰り広げられる位です。
特に運動部を持たれている先生は、部活が終わらないと集中して仕事が出来ないため、皆さん大変そうでした＞＜
もちろん、成績付けを効率よくこなし、早めの帰宅をされる方もいます。
締め切り直前にその余裕がある先生は普段から成績をこまめにつけていて+仕事がとても早い方です。
しかしながら、私は美術科だったので（そして仕事もそんなに早くない＞＜）、生徒の作品が完成しないと成績がつけられませんでした。
完成するのが結構ギリギリだったりするので、いつも締め切り前はてんてこ舞い！
そして、成績を出し終わった後に遅れて提出する子供たちがチラホラと・・・・・・(;｡;)
でも、泊まり込んだことは無かったです！
遅くとも夜の１０時前には帰れるようにがんばりました！（一日中休み無く、お昼も飲み物を片手にに仕事をして必死に何とか・・・という感じでしたが＞＜）
なので、非常勤を考えている方、時給だけみてやると割に合わん！！ってことになるので注意です！
もっとも、他にやることがない日は授業が終わったらすぐ帰宅してましたが(^_^;)
また、普通のバイトと違って、自分で働く時間をコントロールすることが出来ません。
もちろん、はじめの条件提示で「週3日まで～」とか、「～曜日は無理です」といった希望は出せます。
でも、今月もっと仕事くださいといっても授業数は増えません(^_^;)
他の先生がたの授業の関係もあるので、1日の授業時間の希望も難しいことも・・・
とくに、イベントあると授業変更があるので、1日１時間の授業のために出勤ということもあります＞＜
そして、体育祭などのイベントごとなどでも授業時間は減ります！（お給料が・・・・・・。）
こればかりはどうしようもないので、働いていても月ごとの収入が、授業数によって乱高下！
安定的とは決していえません。
非常勤講師のメリットは？
お給料的にはメリットは少ないのですが、やはり副業（非常勤が副業って方も多いけど）が出来ることが大きいです。
お給料はでなくても、長期休暇はお休みなので、他にやりたいことがある人間にとってはありがたいですね。
正規の先生方は夏休み出勤して、研修会や部活がありますから＞＜
まとめ
非常勤講師ってこんな感じの形態で働いておりました。
いかがでしたか？
外部の方からすると、あの先生いつもいない！ってもしかしたら思われていたかもなぁ～と最近は思っています。
しかし、それが非常勤なのだ！
