小学校のシャーペン禁止はメリットがたくさん!

学校の話

小学校ではシャーペン禁止は無駄じゃ無い!

 

小学校ではシャープペンシルを禁止している学校が多いと思います。

禁止されていることについて、

 

・意味不明

・理不尽

・時代遅れ!

 

などなど、厳しい意見がありますよね><

 

ネットなどで見ると、シャーペン禁止に対して批判的な意見が多くてびっくりします。

 

 

ですが、待ってください!

 

文字を練習し始めた時期にシャーペンを使わないで鉛筆を使うことはメリットが沢山あります。

 

 

 

シャーペンを使うことのデメリット

 

 

まず、ここでのデメリットとは、文字を書き始めた当初にシャーペンを使うことのデメリットです。

つまり、小学生くらいまでで、高校生や大人には関係ありません。

 

 

 

シャーペンのメリットとは、細い一定の線を削ること無くずっと書き続けられることです。

 

これらのメリットが、文字を勉強し始めた子どもにはデメリットにもなり得てしまいます。

 

 

 

 

①シャー芯は折れやすいので、ペンが垂直になるように持つ癖がついてしまうことがある。

 

まだ、鉛筆の正しい持ち方を身につけていない段階でシャーペンばかりを使ってしまうと正しい持ち方が見つつ来にくくなってしまいます。

 

正しい持ち方が出来ないと、文字を沢山書くときに必要以上に手に負担がいく場合があります。

 

 

 

 

②シャーペンは一定の太さでずっと書けるので、線を書くとき力の強弱をつけることが難しくなってしまう。

 

常に同じ太さ、同じ力で線を引く癖がついてしまいます。

つまり、筆記具に併せて力の調整が出来ないとも言えます。

 

 

 

①持ち方

②力の調整

 

①②が身につきについというのが大きなデメリットだとおもいます。

 

 

 

なぜ正しい持ち方と力の調整が身についた方がいいのか

 

 

デメリットを読んで、別にそんなの身につかなくてもいいじゃん!

と思われた方もいるかと思いますが、

 

こういったことが身につかないと、シャーペンやボールペン以外の筆記具(例えば万年筆など)をうまく使うことが出来なくなってしまいますし、沢山文字を書く職業に就いたときに手の負担が大きくなる場合があります><

 

そのため、正しい持ち方が身につくまではシャーペンは使わない方が良いのです。

 

 

鉛筆を使うことのメリット!

 

 

鉛筆は芯が太く、多少斜めにしても折れにくく、力を込めて線を書くことが出来ます。

また、使っているうちに先が丸くなっていくので、自然と変化する芯にあわせて書き方をコントロールする力が身につきやすいことも考えられます。

 

鉛筆の形状からも、正しい持ち方が身につきやすいのもメリットです。

 

 

 

 

いつまで鉛筆を使えば良いのか

 

 

これに関して言えば、個人差がありますが、少なくとも小学校の4~5年生くらいまでは鉛筆を使った方が良いというのが個人的な感覚です。

できれば小学校の間は鉛筆を使った方が良いです。

 

発達には個人差があるので、子どもによっては、中学校に入っても鉛筆の方が良いと思われる子もいます。

 

筆記具を持つときにどんな筆記具でも垂直になるように持っている子は正しい持ち方が身についていないので鉛筆に戻した方がいいかもしれません。