デザイン系の課題での基本的な色の塗り方
平面構成などのデザイン系の課題の場合、
基本的な色の塗り方は↓の通りです。
・はみ出さず
・ムラ無く
この2つをクリアすることが色塗りを美しく仕上げるために特に大切な事になります。(制作意図によって当てはまらない場合もあります><)
では、具体的にどういう点に注意すれば良いか説明します。
はみ出さずに塗るためには
余計な絵の具は筆から落としておく!
絵の具をたっぷり筆につけて、すぐに塗りだしてはいけません。
筆に絵の具を付けすぎてしまうと塗っている最中に、画面にボテっと絵の具の塊が落ちてしまう事があります。
また、筆先がとがらず、細かい部分を塗ることが出来ません。
絵の具はたっぷり筆に付けたら、パレットや筆洗の角でしごいて、余計な絵の具を落とし、筆先をとがらせて使いましょう。
はみ出さないためには筆先をよくみる事が重要!
はみ出さずに塗るコツは筆の先をよく見る!
ということが重要です。
普段使っている鉛筆やシャーぺンと違い、筆はとても柔らかく、
少しの力加減の違いで線の太さなども変わってきます。
普段の筆記具のつもりで塗ってしまうと、自分が予想していた位置から筆先がずれてしまいます。
筆先が今、どこを塗っているのか、感覚では無く、常に目で見ながら塗りましょう。
ポイントは筆先!です。
下描きの線を描くとき、どこまで塗るのか明確に!
ムラやにじみ等を作らず、ムラ無くはっきり塗り分ける場合、どこまでを同じ色で塗るのか自分で理解している事が重要です。
そのためには、下描きの線を描くときにどこまで塗るか一目でわかるように線を引く必要があります。
線は一本でわかりやすく!
が基本です。
筆は使い分けよう!
セットで購入している場合、筆も2~3本はついているはず。
細かい部分も大きい部分も同じ筆で塗ってしま人がいますが、使い分けてください。
ムラをなくすために
水分は少なめに!
水分が多いとムラが出来やすくなってしまいます。
ムラを無くし、はっきりと色を塗るためには、水分量は気持ち少なめに!
ただし、塗ったときにかすれてしまうようでは少なすぎなので気をつけてください。
どうしてもムラが出来てしまうときは重ね塗りも有効
水分量に気をつけてもムラが目立つ場合は、絵の具の透明度が高い可能性があります。
その場合は、一度塗った部分が乾いた後に、同じ色で重ね塗りをしてみましょう。
必ず乾いてから!が大切です。
まとめ
デザイン系の色の塗り方はこういったことに注意すると劇的に良くなります。
頑張って良い成績を取ってくださいね^^